【 えんがわフェスタ 】
H18.2.6 (H18.2.26掲載)

国領駅前の調布一の高層ビルに『市民活動支援センター』があります。 

文字通り、NPOなどの市民活動を支援する施設です。

ここで、2月4日&5日に “えんがわフェスタ”が行われました。

去年から映画「Always3丁目の夕日」の大ヒットもあって、昭和レトロブームですが、このイベントの狙いは、

人が「えんがわ」でつながっていた時代を顧みて、40年前のあの時代にもどることはないだろうが、

現代に合ったコミュニティの形を考えよう、というものです。

近代的ビルの入り口を入るとそこには、

障子戸、板塀、トタン塀など、

まさしく昭和30年代の印象、

浅草で幼少期を過ごした小生には

懐かしさがいっぱい。
板塀には甲州街道の家並みに沿って

当時の写真が展示されていた。
テレビも古く、ビデオも当時の内容、

思わず見入ってしまう。
縁台将棋選手権には老若男女が参加、

対局し競い合った。

ふだん開放的な事務所にも障子戸を立てて、

なるべく全体の雰囲気を

壊さないように工夫されていた。

昔ながらの縁日風景、ラムネ、かき氷、

ヨーヨー釣り、射的(ゴム銃)、スターのプロマイドなど、

所狭しと並んでいて、子供たちも大喜び。
参加型の生きがい発見講座”あなたの

DE-BAN DA”では、

今の時代に合ったコミュニティのあるべき姿、

どんな形なら自分も参加できるか、など

活発な議論と発表が行われた。
奥にはえんがわ付き和室に火鉢、

テレビ、ミシン、襖など、当時そのままの

風景が広がっていた。

(旧家の取り壊し物件を移築したほんもの)
ここにこんなものまであった。

僕も使ったことがある吸入器
地元、調布FMのインタビューに応える

金子センター長。
 インターナショナルフリーマーケットも市民プラザの

一角を飾った。

「世界の恵まれない子供たちのために」など、

すばらしい活動をしている学生さんたちも大勢居た。
日頃、スーツにネクタイなどでまじめに働いている市役所の
方やセンターの職員まで、この日はコスプレ?で大活躍。

一回りした後、なにか、ほっとした気分になった。

  振り返ってみると小生の子供時代は、自分が悪餓鬼であったこともあるが、

両親のみでなく近所のおじさん、おばさんにもよく叱られた。
 
しかし、困ったときは何でも助け合った。 

特に意識はしていなかったが子供たちはその地域の共通財産だった。 

昨今、殺伐たる事件が続いたり、まったく初歩的な事故を起こしたり、

社会的責任を忘れた会社経営や地位ある人の不祥事があったり、なんともやりきれないことが多い。

このようなイベントが、日本人の知恵と誇りをとりもどすきっかけになれば、と願わずにはいられない。

Masatoshi


Masahoshi3 いつもすばらしいコメントをありがとうゴザイマス。共感を覚えます。

40年前はちょうど高校3年生から大学生でした。学生運動が盛んでした。懐かしいですね。

昨日は、学生時代の友人ほか6人で<人間浄瑠璃:文楽>を、国立小劇場で観劇して参りました。

浄瑠璃語り、三味線弾き、人形遣い、まさに感動ものでした。たまにはこういうのもいいものです。



この頃は、それこそ、アレにしても、コレにしても、「大ばか者」が多すぎます。

何が自分にとって幸せなのか。本当に考えさせれます。


掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。 

今日のNHKのど自慢は「調布市」でしたが、宮本アナの発音が悪く

「ちょうし=ちょうしし(銚子市)」に聞こえてしょうがありませんでした。

今後ともこれに懲りずよろしくお願い申しあげます。

kuma3 H18.2.26

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