ここのユニークなやり方のひとつは、 まず、お母さん方が学び、実際にやってみて30分後、 子どもたちに先輩ずらして教える、という手順をとることです。 初体験の緊張を持って(?)説明を聞くお母さん方。 |
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おぼつかない足取りで田んぼの中へ入っていく。 |
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ここでは、農家出身の校長先生も率先垂範。 |
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等間隔に並んで田植え開始。 |
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こちらも初体験で、「足が抜けないよー」 など、ワーワーキャーキャー大騒ぎ。 |
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地元住民の代表、蛙ちゃんもこの騒ぎには落ち着かない。 |
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にわか先輩のお母さんが子どもたちに教える。 “3本づつ、やさしく、丁寧に” |
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多少列の乱れがあっても気にしない。 |
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田んぼのすぐ脇までマンションなどの建物が迫っている。 1時間以上かけて、一反分完了、 湧き水の小川で足と靴下を洗っておわり。 |
苗も、校庭の片隅で生徒が交代で 水やりして育てたものなのでより、充実感があるようです。
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この学校では、“学ぶ意欲をもち、よく考える児童の育成”を目指しています。
お米のほかにも、お芋も、校庭北側の梅園で梅の収穫もしています。
近くに多摩川もあり、バッタ取りやヨモギ取り、魚取りなどもするようです。
開発が進んだ、とはいえ、まだまだ、調布は自然に恵まれています。
昨今、子どもが親を殺し放火するような痛ましい事件が
多発しています。 自分の思うとおりにならないと、
まるで、ゲームをやっているように、“リセット” などと口にします。
おばさんがなにかと世話を焼いていた下宿がワンルームマンションに、
共同作業が当たり前の井戸端が蛇口をひねるだけの水道に取って代わったときに、
何か大切なものを置き忘れてきたのではないか、という気がします。
そんな時になにかほっとするものを感じた一日でした。
Masatoshi
ごもっともな、話でございます。ホントにほっといたしました。 kuma3
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