【 深大寺そば祭り 】
H18.11.3 (H18.10.27)

今日は、10/21(土)に行われた、深大寺そば祭りの報告です。 今年で25回になります 


三蔵法師を救った深沙大王は、一方で縁結びの開創伝説も持っていますので、

同時に、深大寺をテーマにした恋愛短編小説募集事業も行っています。

昔から深大寺周辺一帯はそば栽培に適した土地で、良質な地粉が収穫されてきたそうですが、昨今はごく限られた収穫量のようです。

 

境内では、

深大寺風景画(水彩)展も行われていました
 あわい、独特の色調、

作者は早朝人出が無い内に

書き上げているそうです
さあ、行列の出発です
本堂前 でそば献供式が始まりました
その場で、こね、打ち、切り、納めます
そのあと、そば守観音供養祭にうつります。


小生、これまで何度も深大寺を訪れていますが、

不覚にも、《そば守観音》の存在を知りませんでした

(恥ずかしい)
さらに、深沙大王堂までねりあるき
そこで、

大般若転読会を執り行います
大般若転読会(だいはんにゃてんどくえ)とは

玄奘三蔵の翻訳した『大般若波羅蜜多経』一部六百巻を

講讃・転読して、国土安穏・厄災招福を祈念する法会だ

そうですが、実際に読む時間はないので、

大声で読経しながら

蛇腹状の経典をものすごい勢いでぱらぱらと

めくる動作を一斉に行います

これは、見ものですぞ。

例年はここで終わりですが・・・

今年は特別な儀式もありました

(奉納された、大きな、恵比寿、大黒さんに魂を入れる)


( あとがき)

文化と伝統の儀式を見学しすがすがしい気持ちで帰宅しましたが、
その日のビッグニュースのひとつが“必修科目の履修不足”問題でした。

大学受験を優先したための配慮だと強弁する校長先生も居ました。

これでは、予備校でしょ? 生徒間のみならず、先生が扇動していじめに
参加しているケースも報告されています。

  ある人は言いました。 “現在、教員は居るが教師は居ない”、と。

日本人が本質的に備えていた

、歴史と伝統に培われた素晴らしい特質は急速に失われているようです。

こんなことで、“美しい国”として蘇れるのでしょうか?

Masatoshi


ごもっともな話です。

ありがとうございました。

kuma3

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