【
「台風18号」続報 】
H16.9.9
翌8日は台風一過。
カラリと晴れわたり、木の枝等はきれいに片付けられ、クルマは行き交い、昨日のあれは「夢か幻か」・・・。
しかしこの台風、多くの爪痕を残しました。
まずは厳島神社ですが、ご覧の通りです。
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13年前に、やはり台風19号で大きく破損したのですが・・・。
その時、当時の宮司が「この様な被害を受けたのは過去の文献にも見当たらない」と言っていました。
それを聞いた私は「フム1000年に一度の台風か。もう無いだろうな」と思ったものです。
お年寄りの方々も「こんな台風は生まれて始めてじゃ」と言ってたものです・・・。
ですが、13年後にそれとほとんど同規模の台風がやって来ました・・・。
もう一つ、厳島神社回廊の冠水(水がかぶる)の件。(冠水は今迄に無かった)
今回の様に大型で強い台風と大潮が重なると、最近では必ずと言っていいほど回廊が冠水します。
この間は大潮だけで冠水しました。
それから、外国貨物船の沈没。
現在のところ(9/9現在)、ロシア人乗組員18人のうち死者3人行方不明1人。
当日、広島県廿日市木材港の岸壁近くに錨を下ろして避難していたこの船、折からの強風と波で
船体が何度も岸壁に打ち付けられ、船体に穴が開きそこから海水が流入して沈没したそうです。
「台風が来たときは、最寄の湾に入港、そして沖合いに錨を下ろしてやり過ごす」これが常識のようです。
そうしないと今回の様に岸壁・護岸に打ち付けられる。又は座礁する恐れが大だそうです。
海上保安部では再三この事を呼びかけ指導したようですが、ロシア人船長がそれに応じなかった様です。
【saburo】
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