【 磯出大祭礼 】
西金砂神社(金砂郷町)と東金砂神社(水府村)が72年ごとに開く祭礼。五穀豊穣と万民豊楽を祈願する民俗芸能の田楽も披露することから<金砂大田楽>とも呼ぶ。西暦851年(仁寿元年)に始まったとされ、17回目。祭神が日立市水木浜から上陸してきたとの言い伝えから神輿を海岸まで繰り出す。西、東両神社を出発した最大で1000人を超える2行列はそれぞれ3月22日〜28日、3月25日〜31日の7日間に75キロの行程を歩く 【日経新聞H15.1.5より転載】茨城県北部の水府村、金砂郷町、山方町、常陸太田市、日立市の5市町村を練り歩き見物人は100万人以上という。
ことしはじめ新聞記事を見て、ぜひ見たいと思って行ってみた。何しろ72年毎というとてつもない間隔の行事。2度と見られない祭礼。ことし生れた赤ちゃんが72歳になってやっと次に見られることになる。なんか、トンでもないものを見てしまった気がした。
(臨時茨城特派員:下総の熊可゛ゐ)
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