【 矢田寺のあじさい 】
H15.6.20

矢田寺(やたでら)

〔金剛山寺(こんごうせんじ)〕

奈良県大和郡山市矢田町




天武天皇の勅願と伝え、かつては七堂伽藍48坊を連ねた。

当初、十一面観音を本尊としたが平安以降は地蔵菩薩を本尊とし、地蔵信仰のメッカになった。

地蔵菩薩(重文・藤原初期)は、錫杖(しゃくじょう)を持たず右手は阿弥陀仏の印を結ぶ類のない様式で「矢田型地蔵」と呼ばれる。

境内には石仏が多く、本尊と同じスタイルの「みそなめ地蔵」をはじめ江戸以前のものだけでも50体を越すという。

俗に「あじさい寺」と呼ばれ、花どきは夢のような色が境内を染めあげる。

■山号:矢田山  ■開基:智通(ちつ) ■本尊:地蔵菩薩



== 平家物語 == 

祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。


娑羅の樹

 

kuma3へ

松田です。

大学院も何とか動き出し、やっと時間がとれるようになりました。

さて、昨年の12月にお約束しました奈良の写真をおくります。

矢田丘陵のアジサイ寺で有名な矢田寺では、現在、アジサイが満開です。

写真のみ撮ってきました。我が家から15分で行ける庭です。

矢田寺のアジサイの迫力を是非お見せしたいのですが、写真であじわってください。

 松田さん、お待ちしておりました。お忙しい中ありがとうございます。
大学院教授という要職にありながら無理を申してすみません。

私はまだ、奈良には1回しかいったことはありませんが、訪れたいところです。
今後とも、旧きよき時代の写真期待しております。 

旅行中でしたので、掲載が遅れましたことお詫びします。

 熊可"ゐ  H15.6.28
       

<<Back