【 国宝大崎八幡神社御社殿保存修理事業(御鎮座400年記念)について 】
H15.5.11

こんにちは、仙台特派員Chihiroです。

仙台も桜が終わり、だんだんまちが緑色になってきました。

今回の写真は父から。コメントも…わざわざ原稿まで用意して私に打たせる気だったみたいですね…。

自分でメール送ったらいいのに…。

以下の文章は父の原稿を忠実に入力したものです(笑)

大崎八幡宮は仙台藩祖伊達正宗公が慶長12年(1607年)に仙台62万石の鎮護の要として造営したものです。

 豪快にして華麗な桃山建築の特色を遺憾なく発揮された建造物です。昭和27年国宝の指定を授かりました。

(この写真は工事前のもの。絵葉書をスキャンしました。)

 平成12年より、解体・調査を行い、現在、屋根が葺き上がりました。

この屋根の葺き方は「柿葺(こけらぶき)」といい、薄い板を少しずつずらしながら重ねて噴き上げ、

1ヵ所に15枚もの板が重ねてあります。

この柿板は、丸太から手割して3mmの厚さにしたもので、

今回社殿の屋根を吹くのには15万枚の柿板が使われています。美しい屋根の曲線はまさに芸術です。

 現在、塗装工事(漆)が行われています。軒廻りや妻飾りの塗装は終了し、社殿内部の塗装をしています。

その後の、外部の塗装で完了となります。

工事全体は平成16年夏ごろまでに終了する予定となっています。

また近いうちに写真送ります。

(CHI-CO)


すばらしい写真ありがとうございました。杜の都仙台は青葉城ぐらいしか思い浮かびませんが、

<国宝大崎八幡宮>、しっかり脳裏に焼き付けておきます。いそがしいオトーさんによろしくお伝えください。(kuma3)

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