全国的にも有名な市田柿の生産現場を撮る。


市田柿
(←詳しい説明と通販もある)は全国的にも有名かと思います。 高森町下市田には私の実家の
本家がありそこでは昔から「市田柿」を生産している。 邪魔でしょうが撮らせて貰いました。
農家の軒先に吊るして干し「すだれ柿」として風物詩になっているが、今は写真の様に専用の部屋
やビニールハウス内で吊るされているのが多く、軒先に多数吊るして干されるのはあまり見かけない。

市田柿の柿畑。この柿はヒラタネ柿

たわわに実る柿の木

専用の部屋にぎっしりと吊るされた干し柿。

   左の写真の窓の部分を拡大。 高森町山吹の農家。 

ビニールハウスの干し柿。 私の実家の本家での生産現場です。 高森町下市田

柿の皮剥き機。昔からの機械で回転する実にカッター
を沿えて一つづつ剥く。 1個5秒くらいで剥かれる。

最新鋭の皮剥き機。回転する搬送機にセットすれば
一個1〜2秒で剥かれる高速機械「ムッキー」君。

皮を剥かれた柿の実(ヒラタネ柿)。

1つ1つ紐に吊るして行く大変な作業です。

2日程経過した吊るし柿。気温が高いと黴が生えて
しまう為、硫黄を燃やして黴防止をする。

2週間程経過した干し柿。 これからは手揉みを
時々行うと白い粉(ブドウ糖)がキレイに噴き出す。

 白い粉を噴いて完成した干し柿
 (今年は未だです。 12月中旬頃に出荷される)
 一個100〜150円くらい? 結構イイ値段です!

 干し柿も良いが、熟柿が美味い。毎年渋柿を貰って
来て熟させて食べる。 子供らは気持ち悪がって
  食べないが下手な和菓子より美味いのに!

 


諏訪や辰野では干し柿をあまり作らないので取らないでそのままになっている柿の木が多く、
真冬になる迄晴れた日の青空と橙色のコントラストは当面(12月中旬頃迄)見られます。

今なっている柿の多くは熟柿(これが美味いのだ!)となって鳥の餌になります。

tsutomu


まあ、なんと懐かしい風景をありがとうございました。 遅れ掲載です。

そのその昔、kuma3ちでも作ってました。「ころ柿」って言ってましたね。

このページの最後の写真左側、『市田柿の箱』。ひょっとして、kuma3の実家(紙器製造業)のものかも知れません。

この箱のオモテに貼ってある大きなラベル。実は50年もデザインが変わっていないんです。覚えていますとも・・・。

− 大きな柿が弐個、葉っぱも弐枚、上のほうには雪をいただく赤石山系 −

− そして、信州名産、堂々とした『市田柿』の書体 −

この箱の注文が来るたびに、9人家族で秋を感じ取ったものです。 あ〜〜懐かしい。

3時のお茶には必ず「ころ柿」が出たっけねえ。貴重なおやつでした。

いまは、パックになっていて、お店で見るたびに「こんなに
高いものだったんだ」って驚くことばかり。

ふんとに、ありがとうございました。(kuma3 H15.11.23)

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