【 中村順二美術館 】
H15.12.26

わがショウナン町の同じ町内会(大津ケ丘1丁目)に<美術館>が25日クリスマスの日にオープンした。

多くの障害者たちに感動と希望を与えた「汚れ無き感性」のダウン症の青年画家、
故「中村順二」さんの作品を展示している美術館だ。

短い生涯を駆け抜けた息子の生きた証をとご両親が自宅を改装し、このたび開館した。


ご近所という関係もあり、順二さんの元気なときの姿は、良く拝見した。 まじめでおとなしい青年であったように思う。



【掲載記事】  朝日新聞 毎日新聞


在りし日の中村順二さん 


春を待つ  (ポストカードより転載)


赤い花

高層ビル

大洗の海

野菜たち

お地蔵さんA

(小学校時代の同級生から贈られた花)

『大空をキャンバスに』 中村順二画集  (ゴマ書房 \2000 ISBN4-341-13081-1)
(HP掲載に関しては、中村順二美術館の許可をいただいております)

こういった障害児を持った親御さんの苦労は並大抵ではない。いつも他人ごとと思ってしまう。

わずか27歳で逝った息子のために、ここまで尽くせるだろうかと、ふと自分に置き換えてみた。    否。

絵のひとつ一つを見て、順二さんは「何を思い浮かべて描いていたのだろう」と思った。

きっと、私たちには立ち入ることのできない<汚れない><純粋な>素晴らしい世界をもって描いていたんだろうなと思った。

いいものを見せてもらってありがとう 「順二さん!」



「中村順二美術館」は
国道16号沿い、千葉方面に向かって柏トンネル、大井の交差点を過ぎ200m左。
大津ケ丘歩道橋の手前、向かって左側だ。



ちなみに、順二さんの妹さんとkuma3の息子とは小学校時代の同級生。   kuma3


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