【 駿河湾と富士山 】
H15.12.28

『駿河湾に浮かぶ雪の富士山 』

これが私のふるさと、ほんとの心の富士山です。

高く高く澄み切った真っ青な空と富士山。

潮風が運ぶ磯の香り。

子供の頃からずっと見続けて

決して裏切らない永遠の神のような存在なのです。

夏にはこの浜辺まで歩いてきたり、

自転車できて、一日中水泳をしたり、

甲羅干しをしたり、砂遊びしたり、

一日がゆっくりと過ぎてゆき、

茜空の中を藁葺き屋根の家に帰ったものです。

『駿河湾に浮かぶ雪の富士山 』

先回は山梨県からの富士山でしたが、

静岡方面では昔から、

“富士山は甲斐で見るより駿河一番”って

良く云われます。

これには“お富士さんは嗅いでみるより、

やっぱ する(がの)ほうがええずら”と云う

男衆の願望も含まれているそうです。

『ドックと富士山』




子供の頃は松林があったり、

ドックの向こう側に海水浴場があり、

オイルの匂いを嗅ぐと その頃の情景が

ありありと浮かびます。

 

焼津港にはたくさんの 岸壁があり小船用、

遠洋航海の大型船用、レジャー用など様々の

船が停泊してます。

駿河湾でしらす網漁をする船です。

この漁船は見ても感動するようなものではありませんが、
小生にとっては大切な船です。


十数年前に他界した親父さんの乗っていた向栄丸です。

この船の水揚げのおかげで
横浜の大学にも行かせてもらいました。

そして信州の山彦kuma3とこうして交流を
深めさせていただいております。

自分の娘が東京で下宿暮らししている今、
ほんとに親父さんも大変だったんだなと
改めて感謝の日々です。



潮騒が遠くに聞こゆ安らけく

漁師で逝きし親父が寝息か

かつみ

原体験の風景

小学生から中学生にかけて、

この船と船の間に釣り糸をたれて、

富士山を見ながらのんびり“じんだべら釣り”に

興じていた頃が懐かしいですね。 



これはさば船です。

漁師町のおばあちゃんとゆりかもめ。

昔は漁師が大勢いましたが、今は…

かわいいですね、ゆりかもめたちのひなたぼっこ。

焼津市の市の鳥になってます。


honobono・miya


miya3、すばらしい富士山の写真ありがとうございました。

こんな風景で育ったから、あんなに親思いの性格になったのですね。

「駿河湾と富士山」、相性いいですねえ。すばらしい。
 

よいお年をお迎えください。ご家族の皆様によろしく。  kuma3

<<Back