平成三年春、仙台のある友人から紹介された仙台市青葉区国分町、居酒屋「百丈」 。

そこで頂いた名刺。その裏に記された一篇の詩。それが「念ずれば花ひらく」であった。

  

それは仙台にある曹洞宗「林香院」の住職から教えられたという。

私がその詩を知ってから「坂村真民」さんという詩人に興味を持つようになった。

それ以来、座右の銘として。今でも私は、「坂村真民」ファンである。

平成14年夏、初めてその「林香院」をたずねてみた。

「百丈」にも、久しぶりに訪問し、親方と杯を酌み交わした。