【 月島の居酒屋 「三平」 】

三平の詩

 終着駅 

旅行で乗り物に乗って終着駅に近づくと親切な社内放送が聞こえてくる。
「皆さん、ながらくのご旅行でお疲れさまでした。次は終点です。
お忘れ物のないようにいま一度お改め下さい」

私たちは給料が上がらないだのゴルフがいまいちだのと騒いでいるうちに
人生の終着駅に行きつく。

いやでもおうでも降りねばならぬ。

その時に、はじめて重大な忘れ物をしていたことに気がつく。それは

「私は何のために生きているのかを尋ねることを忘れていた!」

急にあわてだしても終着駅



二代目 荒井三禮 揮毫


「 おばあさんの知恵袋 」

おにぎりに梅ぼし
すいかにてんぷら
たこと柿
ハマグリととうもろこし
あまりよくない食い合わせ
だけどマンマに合わぬものなし

食卓場にいり米を
入れておくだけでいつもさらさらの
塩でつかえるよ

もちを切る時はだいこんのしるを
包丁につけて切れば
よう切れるからやってみい

三平のオヤジさん!、すばらしい詩をありがとう。又寄らせてもらうよ。

H14.12. 5

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