【辰野町のゲンジ蛍】
2003.6.25

  私の住む辰野町は東日本随一のゲンジ蛍の名所とJRが宣伝しておりましたが

今年はそれにふさわしいくらい沢山のゲンジ蛍が飛び交って初夏の夜を楽しませてくれました。

光ながら乱舞するところの写真撮影は難しく人間の視覚能力のすごさを変な話ですが改めて感じ入っております。

 (写真撮影が旨くできなかった言い訳)稚拙な出来の写真ですがお見せしましょう。

私の家の横を流れる用水路の引き込み水路の畔の苔の上や石垣に昼の間はじーっとしている蛍を発見。
夜になるとこの水路周辺を10匹くらいが飛び交っていました。
夕方近く小川の畔のゲンジ蛍君をちょっとかわいそうですが、1匹借用してムラサキツユクサにとまらせて撮影。
2cm近くもある立派なゲンジ蛍です。
夕方この蛍君にはもう少し撮影のモデルになってもらいましたが、なかなか言うことを聞いてくれません。
直ぐ飛び立つ、光らない。→ 少し触ったり、息を吹きかけるなどすると光る。−虐待ですが我慢して貰いました。
この蛍君は元の場所近くに戻し、蛍公園にいざ出陣。
  辰野町の誇る蛍公園です。

  (最近お金かけ過ぎでないのかな?)

  写真は桜が咲いている頃のものです。

  今は草が生い茂っています。

  水はきれいとは言えなく天竜川の水で汚れている。 

  水のきれいさより蛍の
餌となる「カワニナ」田螺の親戚が

  豊富なことが大切でこの水路にはびっしりと

  「カワニナ」が生息しています。
  愛用のデジカメでは全く撮影不可で、最近全く使わないフィルム写真の一眼レフカメラでバルク撮影に挑戦。
  友達から望遠レンズ付きの一眼レフも借りたが望遠だと視界が狭まって面白く無く望遠無しで撮影。

  一番飛び交う21:00頃は見物人が多くしかもデジカメでフラッシュ焚いたり、携帯TELの結構明るい画面で撮って
  いるバカ者が多くバルク撮影は直ぐ台無しになってしまうので人気が少なくなった24:00頃の撮影です。
(ご苦労様でございます−kuma3)

  (この時間でも人は多かった)  ( 右下以外は2〜3分間の露出です。右下は30秒間) 
素人には難しい!

左の写真は蛍のバルク撮影が思うように出来なく帰宅
しようと空を見上げたら星が結構出ていて星空のバルク
撮影をちょっとやってみたものです。

大熊座方面に向けて約5分間露出。
結構撮れるものですね。

今度は街の明かりが遮断される真夏の山(高ボッチ、
鉢伏山辺り)で挑戦してみようかと思っています。

  今月末頃を境に、この蛍は全くいなくなってしまいます。
これから夏なのに何か寂しさを感じております。


 tsutomu

夜遅くまで、取材ありがとうございました。お気をつけて  kuma3 H15.6.29

<<Back