【 KaMuRa Gallery 】
H15.9.4

私は風景を描く場合、殆どを現場で下描きから色付けまで行います。

海外などでも、初めての場所ばかりですが、最低3時間位費やします。

せっかくの訪問地で、家内には無駄な時間を使わせて、「すまないな」といつも思います。

しかし、出来上がった絵は、何年たってもその情景は忘れません。

描いた場所も、時間も、そして日本であれ外国であれ、

必ず声を掛けて呉れる人との交流が、いつまでも残っています。

下の「 お疲れさん」以外は、全て、今でも想い出せる情景です。

Masaakira Kamura 


水彩画

野田市郷土博物館(旧茂木邸)  G1 (22.5X13.5cm)
夏の盛りに描き終わって、お昼頃帰ろうとしたらアチコチ通行止めで、抜けるに苦労しました。
  何とこの日は、野田の七夕祭りの日で、お昼頃から歩行者天国となっていたのでした。





お疲れさん  F1 (16.5X12.0cm)

会社帰りに、東武野田線電車の中でスケッチしたものに、
休みに色を付けたものです。 

帰宅時のお疲れの様子を何枚か描かせて貰いました。
これは、その一枚。





G1 (13.5X22.5cm)
G1 (13.5X22.5cm)
西オーストラリアの100万都市「パース」の中心街のメインストリートで、
  バス停のベンチから、真向かいの教会を描きました。

  乗客が入れ替わり話しかけて呉れて、プロか?、
いやサラリーマンで趣味で描いてる、
  日本人は手が器用だからなあ・・などの楽しいやりとりが
想い出されます。

 

 

パースから電車で20分ほどのインド洋に開けた
パースの外港とも言えるフリーマントルのタウンホールです。
オランダ入植地という古い街で、
中心街は車の入れない遊歩道で、そこのベンチで描きました。

描き始めの頃、シンガポールから来たという中国系の子供連れの
若い夫婦と話をしましたが、描き終わる頃、また来て
作品を見たいと言って別れました。

しかし、
ほぼ終わる頃、俄か雨が降り出し、
慌てて店先に道具を運び込みました。
結局、その家族とはそのまま会えませんでした。






kamura3は会社の先輩。

美術部に属し、趣味は絵画。現在のお住まいは千葉県野田市。あの亀甲萬のところ。

来年定年を迎えられるが、定年後は故郷の九州に帰り、ギャラりーを開設される計画という。

すばらしい趣味をお持ちで、うらやましい限りでございます。

このたび掲載許可をいただきましたのでさっそく皆様にご紹介いたします。

kuma3


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